なんとなく最近ごはんの位置が低くて食べ辛そうなぽーちゃん(愛犬)。
妻から斜めに角度の付いた食器台が欲しいとリクエストがあり、倉庫整理も兼ねて端材で自作してみました。
食器台の材料
なんちゃって日曜大工をする私、いぬパパ。
倉庫には木材をはじめとする端材、廃材がどっさりと積まれてます。
いつも当ブログでDIYする時はこの倉庫から材料を引っ張り出してきてます。
さて、今回はぽーちゃんの食器台ということなので、まずは現状の寸法を測ってきました。
うん・・・、イケてないですよね^^;
散らかってるし、お見せするのが恥ずかしい。。。
- 高さ:20cm
- 幅:45cm
- 奥行:30cm
幅や奥行はまぁいいのですが、改善したいのは高さですよね。
実際にぽーちゃんが食べている様子が写せなかったのですが、ぽーちゃんの体高(地面から背中までの高さ)が40cmほどでしたので、やはりやや低いです。
「食器台の高さはワンちゃんの体高から-10cmが目安」と言われているみたいですので、ぽーちゃんには30cmくらいが良さそうです。
今回は傾斜を付けるので、角度や天板の寸法にもよりますが、低くなる手前側を20cm、高くなる奥側を40cmにすればエサ皿を置く真ん中は30cmくらいになるんじゃないかと予想。
実際はチラシの裏に殴り書きしたのですが捨ててしまったので、ペイントで再現しました(笑)
ツッコミどころ満載かと思いますが、まぁ大目に見てやってください。。。
これを念頭に倉庫へいって使えそうな端材を探しに行きました。
左から60cm前後の2×4材と1×2材、何の木だったかは忘れましたが天板用の集成材です。
天板は45cm×30cmの一枚物を探したのですが、良いサイズのものが見つからなかったので、2枚を繋ぎ合わせて使おうと思います。
丸ノコを使って切り出すこともできるのですが、いぬパパは非常に面倒臭がり屋なので、できるだけ裁断をしないで済む端材を選んできました。
食器台の作り方
それでは実際に作っていきます。
図面はないので、作業しながらイメージと擦り合わせしていきたいと思います。
斜めにする方法
直角以外の角度が必要な工作って苦手なんですよねぇ。。。
ちゃんとやるなら角度を調べて、丸ノコガイドで正確にカットするべきなのでしょうが、丸ノコ出すのが面倒なのでどうにかノコギリだけで済む方法を考えることに。
ふとマイターボックスを見てみると斜めに溝があるのに気付く。
思えば直角ばかり使っていたので他の角度があったのをすっかり忘れてました。
勾配が強い様な気もしますが、とりあえず切ってしまったので続行します。
続いて、斜めに角度を付けた面に1×2材をビス打ちします。
2×4材が脚で、1×2材が天板を支えるフレーム部分になります。
天板をビス打ちしました。
なんとなく形が見えてきましたね!
当初は4本脚にしようと思っていたのですが、裁断とビス打ちの精度が悪いとガタつくのでやめました。
そこでL字の脚(?)にすることにしました。
それぞれの脚にまず、1本だけビスを打ちます。
この時点だと取り付けた2×4材はまだ打ち付けたビスを軸に動きますので、ガタつかないポイントを探します。
ガタつきがないことを確認した後それぞれにもう1本ビス打ちをして固定して完成です。
完成と失敗
塗装もしていないし、ちょっと無骨な感じもしますが、とりあえず要件は満たしたので完成です^^
脚で使っているツーバイをワンバイにすればもう少しスタイリッシュになる気がします。
横から見るとやや傾斜がきつく感じますが、滑り止めシートを敷けば大丈夫でしょう。
さっそく使ってみようと、滑り止めシートを敷き、エサ皿と水皿を置こうとしたところ問題発生。
エサ皿は良い感じなのですが、水皿はいつもの水の量だとこぼれてしまいました。
かといってこぼれないくらいの水の量だと根本的に少なすぎるし。。。
とにかく、このままでは使い物にならないので、改良するしかなさそうです。
改良と完成
水皿を置く方が問題あるので、そちら側は角度を付けない様に作り直すことにします。
ということで、せっかく作ったのですが真ん中から豪快に切って脚を付け直します。
丸で囲っている脚を新たに付け足しました。
ここまできたら水台とエサ台をセパレートしてしまっても良いのかもしれませんが、そうなると少し部材が足りなさそうなので無理やり一体型にしました。
矢印側からビス打ちしているだけなので、持ち上げたりするにはちょっと強度は弱いのでご注意を。
使ってみました
ドライフードだと興味を示さないので缶詰をあげてみます。
カットした100均の滑り止めシートを敷けば落ちる心配はありません。
今まではかなり首を曲げていたのに対してだいぶ食べやすそうです^^
この後はドライフードを置いて様子をみたのですが、スムーズに食べていたので良かったです。
水皿の方は傾いてはいませんが、以前より5cmほど高くなったので、こちらもだいぶ体制が楽になったように見えました。
まとめ
今回はマイターボックスを使って傾斜をつけたので、角度の調整はできませんでしたが、丸ノコなどの電動工具を使わず、お手軽に作れました^^
シニア犬ということもあるので、『食事』という毎日の動作の負担が少しでも減ってくれれば良いなぁって思います^^
自作したものは愛着も湧きますし、ワンちゃんの寸法に合わせたアイテムが作れますのでおススメですよ。