日本には四季があり、春夏秋冬に合わせてキャンプ道具を揃えなければならないものもあります。
その中でも寝袋(シュラフ)選びはそのキャンプが快適に過ごせるかどうかを決める大事なファクターになります。
よくある失敗が、当日の気温に合っていない寝袋や服を選んでしまい、暑すぎたり寒すぎたりして質の良い眠りをとれないことです。
とりわけ北海道の気候は少し特殊なので、どの寝袋が良いのか悩みますよね^^;
毎月ではありませんが、1年通して北海道でキャンプをしてみたので、そんな寝袋事情について触れみたいと思います。
キャンプでの優先度は暑さ対策より防寒対策!
今までテント泊をした時期をピックアップしてみると、4、6、8、9、11月なんですよね。
真冬の12~3月は初心者にはハードルが高くてできませんでしたが、4月のキャンプはそれでも深夜には氷点下に達したので、ほぼ春夏秋冬を経験できたのではないでしょうか。

まだまだ年間キャンプ数が少ない初心者ではありますが、初心者ながらに思う事が1点ありまして。
それは「キャンプにおいて暑いより寒い方が辛い」ということです。
もしかしたら北海道民ならではの感覚なのかもしれませんが、防寒意識はやたらと高い自覚はあります(笑)
その分暑さ対策にはやや疎いのかもしれませんが。
特に、就寝時に寒いともう最悪です。
眠れないだけではなく、風邪等、体調不良をもたらす原因にもなりますからね。
北海道とはいえ夏は猛暑を記録する日が各地であり、梅雨が無いだのなんだの言ってもジメジメとした日だって多少は続きます。
ですが、いくら日中が猛暑でも日が落ちてしまうと暑さも落ちついてしまう場合がほとんどです。
熱帯夜というものにあまり縁がないかもしれません。
それでなくても、キャンプ場のある場所は基本的に冷涼な地域であることが多いわけですから、北海道でのキャンプは季節問わず防寒意識を持っていた方が良いのです。
冬用(耐寒-15℃)の寝袋でオールシーズンいける
そもそも我々いぬキャン夫婦がキャンプをはじめたのは9月からでしたので、寝袋も冬用を用意しました。
春先になり、これで暑くて寝苦しさを感じる様であれば3シーズン用や夏用の購入も検討してました。
ところが6月や8月のキャンプでは流石に暑いかな?とも思っていたのですが、そのまま冬用の寝袋を使ったのですが、至って快適でした(笑)


もし、もう少し気温が高くてもジッパー開けて風通しをよくするか、掛布団の様に使えば問題なさそうです。
ただ、一つ注意して頂きたいのが冬用の寝袋もピンキリでして、モンベルやナンガなどの登山ブランドから出ているハイスペックの冬用シュラフなんかですと流石に暑すぎるかもしれませんのでご注意を^^;
私の持っているものはホワイトシークというブランドのもので、決して悪い商品ではないのですが、ガチの冬登山とかで使うには逆に厳しいかな?って感じです。
それでも、ノーブランドの夏用シュラフ(左)と比べると生地の厚みが一目瞭然ですね^^
参考までに、これが夏用シュラフです。
車中泊でしたらちょうどいいかもしれませんが、気密性の低いテント泊ですと頼りない気がします^^;
まとめ
夏限定でキャンプをするのであれば、夏用や3シーズン用でもいいかもしれません。
ただし、北海道で通年でキャンプを楽しみたい方は冬用シュラフを一組揃えるのが一番コスパが良いと思いますよ^^
これからキャンプをはじめる方は是非参考にしてみてくださいね~